1958-03-27 第28回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号
今日の預貯金の利子等につきましては、その定期制預貯金については無税という恩典があるのみでなく、幾重にも恩恵が施されておるのでありまして、ここに新たに二年間預貯金をし、あるいは株を買つて塩つけにしておいた人々に対しては、三分に相当する金を税金から負けてやろうというのは、これは、恩恵にしてもあまりにも過大といわなければなりません。
今日の預貯金の利子等につきましては、その定期制預貯金については無税という恩典があるのみでなく、幾重にも恩恵が施されておるのでありまして、ここに新たに二年間預貯金をし、あるいは株を買つて塩つけにしておいた人々に対しては、三分に相当する金を税金から負けてやろうというのは、これは、恩恵にしてもあまりにも過大といわなければなりません。
私どもの理想といたしましては、技術の向上による生産費の低下、これによつて塩の価格も下げ、外国の塩までは行かんでも、幾らかでも安い塩を作らせるようにいたしたいと、こう考えております。
それに伴つて塩の場合も、やはり同様な条件でございますから、取扱いを異にするようなことにいたしたのであります。
一面こういう状態に置いておつて塩の収納代金の値上げもしなくて、そうしてもつて増産計画を求めるということは、いかにその工程を改良しようとも、私は山におつて魚をつるようなものではないかしらん、こう思うのでありますが、この点に対していかようにお考えになるか、御答弁願いたいと思います。
私に言わせれば、農林省がなぜもつと技術的な立場で、硫加をもつと大鉈を振つて塩加を殖やし、一面加里の絶対量を殖やすということをやらないのですか。こういう明瞭な問題は私はないと思います。現に通産大臣がその問題に対して、甚だ不明だつたけれども、君に聞いてよくわかつた、極力そういうふうにやりますと言つている。それを結果においてやらないのは、私は何か他意があると思うのです。どういうことなんです。
従つて塩だけが入つて来て、何を出すかということであとからもたつくということも実情として相当出ているわけであります。
しかもこの改良工事はある程度長期にわたる工事でありますので、当該の失業労務者につきましては、その改良工事に優先的に使うとか、あるいは配置転換をさせまして、その失業者を最小限度に食いとめるという措置をとりますのはもちろんでありますが、失業者に対しましても、企業の合理化によりまして、それによる利益によつて、塩業者の負担能力などを考えて、できる限りの退職金を出すように勧奨などをしておるわけでありまして、できるだけ
○川俣委員 そうすると尿素、硝安が入つて塩安は入らないという……。
従いまして塩業団体を現行の中小企業等協同組合法で律して参りますることは、塩業の実態に即しないものがありまするので、本案は、この特殊性に鑑みまして中小企業等協同組合と別個の塩業組合を設立し、塩業経営の合理化によつて塩の生産の維持増進を図ると共に、塩業者の経済的地位の向上に資しようとするものであります。
この法案は、わが国における塩業の特殊性にかんがみまして、その経営の合理化によつて塩の生産の維持増進をはかり、塩業者の経済的地位の向上に資するため、塩業者が塩業組合を設立することを認め、この組合について、組合員の出資口数の制限並びに議決権及び役員選挙権の数に関する特例を設け、その他組合経営の基礎を強固にする規定を設けようとするものであります。
その中で重点的にここなんだ、ここが中小企業協同組合のほうでは工合が悪いのだ、新たにこの法令によつて塩業組合を設けたいのは、こういうところをこういうふうにする必要があるのだというポイントを教えてくれませんか。そうすると非常によくわかるのです。ほかのかたはよく知つているのかも知れませんが、皆さんには御迷惑かも知らんけれども、僕はわからん。そこを説明してくれるとよくわかると思うのですね。
かかる塩業の特殊性に鑑み、その経営の合理化によつて塩の生産の維持増進を図ると共に、塩業者の経済的地位の向上に資するため、塩業者が中小企業等協同組合と別個の塩業組合を設立することを認めることといたしました。 この塩業組合の特徴は、第一に、資力のある組合員の出資の余地を拡げて、組合の必要とする資金の獲得を容易にするため、組合員一人当りの出資口数の最高限度を百分の三十五としたことであります。
かかる塩業の特殊性にかんがみ、その経営の合理化によつて塩の生産の維持増進をはかるとともに、塩業者の経済的地位の向上に資するため、塩業者が中小企業等協同組合と別個の塩業組合を設立することを認めるごとといたしました。 この塩業組合の特徴は、第一に、資力のある組合員の出資の余地を広げて組合の必要とする資金の獲得を容易にするため、組合員一人当りの出資口数の最高限度を百分の三十五としたことであります。
適用したものがあつたり、又塩回送会社に物価庁の認可を得たプール運賃で支払つておられますが、現実に塩回送会社が下請会社を安く使つて回送した結果、塩回送会社に相当ここに剰余金が発生しておる、その剰余金の措置につきましては専売公社としては契約約款に基いてさような剰余金を速かに回収する契約約款がありますので、その契約約款の適用によつて速かに回収すべきであつた、その回送賃率の調整の措置が遅延したなどの点もあつて塩
この点はまことに国としても憂うべきことで、ぜひただいまお手元に差上げているような、ああいう措置法によつて塩の増産をはかりたい。もしこれが幸いにして本国会を通過いたしますれば、私どもはあらゆる金融の面において、また技術士の面において、全力を盡して目的を達成したいと存ずるのであります。巨細の御質問がありますれば、さらにお答えいたします。
さようなマーケットに入つて塩を買うということそのことだけでも、日本としては非常な危險な状態にあるのであります。さような次第でありますから、極力内地塩の造成に努めるということは私ども念といたしておりますから、どうぞ本院におきましても、公社の方針について御了得が行つたならば、御援助をいただきたいと思います。
従つて塩の回送計画は、船の来る前に、事前に計画をする必要がございますので、倉庫にあるものを出すということになると、一番確実であるというふうなことから、その当時の状況に照しまして、かような形の、倉庫からの回送というふうな方法をいつたのでございます。
かぶつているというふうなお話でありましたが、この点は誤解がございまして、食用塩につきましては大体年間百万トン、こういうことになつておりますが、この二十六年度の予算で申しますと国内塩が六十六万トンに対しまして不足額の三十四万トンは外塩によると、こういうふうなことになつておりますので、安い外塩分が全然入つていないというわけじやないのでありまして、要するに三十四万トンは外塩をプールしまして、そのプールした価格によつて塩
○篠田委員長 大正八年に回送問屋が集まつてつくつたのだけれども、現在は公社から天降り的な人たちがたくさん入つて、塩回送会社の幹部は、公社のかつての職員が重役とか社長になつているのではないか。
これは塩脳局長にも関係あると思いまするが、決してたばこと違つて塩は……、たばこはいやな人は喫まなければ結構だし、喫む人は勝手に喫めばいいと思うから、たばこはうんと上げてうんと税金を取る。
従つて塩の卸売価格の問題も出て来ると思う。そういう点をもう少し詳しく説明願います。
たとえば塩田その他塩の生産施設の改善向上をはかりまして、鹹水の採取量をふやす、それによつて塩の増産をはかる、そういうライン、あるいは近く政府から提出いたしまする予定の農林漁業資金融通法におきましても、国内塩増産のために必要な塩田の補修改良等の資金、あるいは塩田のまわりにあります堤防のかさ上げをするという面に必要な資金も、農林漁業資金融通法で予定しておりますような政府資金を使つて、増産に寄與するような